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グレースケール [マクロ]

図形の色調をグレー化するマクロ。花子2006で動作を確認。

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ダウンロード



グレースケール ver.1.4 (26KB 花子圧縮ファイル-登録方法



グレースケール ver.1.4 (9KB テキストファイル-登録方法

グレースケール用フォームファイル (7KB mtxファイル - 登録方法

使用法



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例として上のような図面を想定します。図形を指定してマクロを実行すると、

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上のようなダイアログが表示されます。モードという項目がありますが、通常これを操作する必要はありません。気にせず「OK」をクリックします。

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このように図形がグレー化されます。

モードについて



原理的には、RGB各要素の値を単純に平均すれば灰色になります。しかしその場合、カラーだったときの見た目の印象とグレー化したときの見た目の印象に違和感が出るということで、RGB各要素について異なる係数をかけて計算するのが一般的であるそうです。異なる係数をかけてイメージ通りにグレー化するモードを「グレースケール」、単純に平均して計算するモードを「単純平均」として、どちらかを選択できるようにしてみましたが、特にモードを変える必要はありません。「単純平均」は実験的な機能という位置づけです。

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図:上の画像が元図。赤(R255G0B0)、青(R0G0B255)、黄(R255G255B0)、緑(R0G255B0)、を並べている。中央の画像は「グレースケール」でグレースケール化したもの。青は濃いめに、黄は明るく、緑はやや薄めのグレーに変換されている。下の画像は「単純平均」でグレースケール化したもの。光の三原色は全て同じグレーに変換されており、RとG要素が255である黄は明るめのグレーに変換されている。


使用例



通常のグレースケール

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単純平均
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通常のグレースケールのほうが、メリハリがしっかり付いている。

詳細



文字列やイメージ、合成図形は処理されません。矢印やブレンドされた図形(「合成図形にする」にチェックを入れた場合)など無意識のうちに合成図形になっているデータが含まれるものは注意してください。合成を解除してから処理する必要があります。

また、「連結して塗りつぶす」にした図形は塗りだけが処理されます。線色は処理できないので注意が必要です。

多くの図形をまとめて処理した場合、1度変換を確定すると、「取り消し」で元の色に戻すのは困難です。心配な場合はあらかじめ元図をコピーしておくことを推奨します。

なお、マクロを実行た後に図形を指定することも可能なので、比較的ルーズに使えます。

謝辞



各種色変換マクロで実装しているRGB↔HSL、RGB↔HSV変換関数は、古籏一浩氏のJavaScript例文辞典を参考にSuperPlayRiteにアレンジしたものです。その他ネット上の様々な情報を参考にさせていただきました。フリーで有益な情報を公開されている皆様にお礼申し上げます。
タグ:色変換
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